1640年からMETEORブルワリーはアルザスでビールを製造しています。フランスで一番歴史が長く、一番古い醸造所です。現在までMETEORは家族経営のブルワリーとして、自由にアルザスの伝統的なビールも、新しいクラフトビールも作っています。
醸造所も昔から変わらず、今は見学のために博物館になりました。中に入るとまずホップガーデンにつきます。もちろんアルザスのStrisselspalt品種のホップです。

ホップガーデンを通ると次に、麦芽のディスプレイがあります。
そして、最後に噴水があります。これで、ビールの原材料ホップ、麦芽、水が全部出てきました。昔のラボもショールームになっています。
ビールのことがとってもわかりやすく、説明されています。製造はブルワリーで見ることができます。煮沸室は、普通は入れませんが、今回は特別に中に入って、写真を撮りることができました。

ブルワリーのコントロルパンエルの前に立つと、歴史が感じられます。
このパネルはまだ使えますが、ブルワリーの近代化で、醸造設備が全部コンピューターと繋がっていて、今は自動でビール製造が行なえます。ブルワリーのツアーの最後は一番大切なところです。METEORのタップルームです。
タップルームでは季節限定でMETEORの全てのラインアップのビールが飲めます。ビールを飲んでみて感じた、ビールの香り、味などについてAlsace Beer Trip Vol. 3で詳しく書きます。
下記がブルワリーの全てのラインナップです:
- METEORピルス
- METEORクラッシック27ピルスナー
- METEORラガー
- METEORブロンド
- METEORブランシュ
- METEORフルテェー
- METEORビアデュプリンテンプスタ
- METEORビアデェノエル
- METEORへフェワイツェン
- METEORパナシュ
- METEORアルコールフリー
そして、季節のスペシャリティービールのラインナップもあります。3ヶ月限定、醸造所やアルザスのビアバーで生で飲めます。
- Hopstar(ホップスター)
- Ink(インク)
- Supernova(スパノーバー)
- Fusion(フュション)
「METEOR」ブランド以外、「WENDELINUS」(ウェンデェリヌス)というアッベビアのラインアップも作っています:
- WENDELINUSブロンド
- WENDELINUSロッサ
- WENDELINUSテネブリス
- WENDELINUSインテンシア
9世紀ぐらいから、現在の醸造所の場所に修道院があったそうです。そこでビール作っていた修道士の文化を尊重するため、METEORブルワリーが今もアッベビアを作っています。